逆止弁・安全弁 Q & A
アシストの逆止弁・安全弁に関して、よくお寄せいただく質問とその回答を集めました。
(Q をクリックすると回答が表示され、再度クリックで非表示になります。)
A 本体材質の違いだけで、中のバネとボールは同じSUS304です。使用する流体によりお選びください。
Q1 継手の外径を変えたり、本体をもっと大きくすることはできますか。
A 逆止弁、安全弁ともに金型成型品のため現在のサイズ(継手外径φ6.5㎜)のみとなります。
金型からの特注は承っておりません。
Q2 安全弁で動作圧力約0.5MPaより弱いものはありますか。
A 逆止弁と安全弁のバネは共通ですので、約0.01MPa、0.03MPa、0.1MPa、0.2MPa、0.3MPa、0.5MPaすべてお選びいただけます。
Q3 逆止弁で動作圧力約0.01MPa以下のものがほしいのですが…
A 弊社では動作圧力約0.01MPa以下のバネはご用意できておりません。あまり軽いバネではボールの重みで押されてしまうためです。実験的に約0.01MPa以下のバネを切ってお使いのお客様もいらっしゃいますが、逆止弁の置き方によってはボールの重みでバネが縮み、開弁状態になってしまうことがありますのでご注意ください。またバネを軽くした分、少流量での閉塞を起こす場合がありますが、この場合バネ閉じ防止部品の装着をお薦めいたします。(「Q.7 バネ閉じ防止部品とは何ですか。」の項をご参照ください。)
Q4 逆止弁、安全弁の耐熱温度はどれくらいですか。
A 一般的にはPPの耐熱温度は80℃~110℃、POMは80℃~120℃です。シール材ではNBRの耐熱温度は120℃が限界、80℃まで安全に使用できる温度とされており、同様にフッ素ゴムは230℃が限界、200℃で安全、シリコンゴムは230℃が限界、180℃で安全と言われています。このように耐熱温度は素材によってかなり幅がありますので、安全性を考慮して90℃くらいまでのご使用をお願いいたします。
Q5 逆止弁、安全弁は気体にも使えますか。
A 気体でもお使いいただけます。但し開弁開始動作圧力は真水で測定した数値ですので、気体ではその数値どおりにはならない場合があります。
Q6 バネ閉じ防止部品とは何ですか。
A バネは各動作圧力によっておおよその使用可能流量が決まっています。
(「Q.8 バネの使用可能流量はどれくらいですか」の項をご参照ください)
これを超えますとボールに押されたバネが縮みきった状態(ボールとバネで液流の出口を塞いだ状態)になり、状況によっては逆止弁がチューブから抜ける場合があります。
バネ閉じ防止部品はそれを防ぐために付けるオプション部品です。
流量オーバーでバネが縮みきってもバネ閉じ防止部品がボールの密着を防ぐため、液流を確保することができます。但し動作圧力0.2MPaのバネは他のバネに比べて長いので、バネ閉じ防止部品装着の効果は期待できません。
Q7 バネの使用可能流量はどれくらいですか。
A 動作圧力と使用可能流量は下表の通りです。
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動作圧力
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使用可能流量
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0.01MPa
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約1.5L/min以下
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0.03MPa
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約2.2L/min以下
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0.10MPa
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約3.0L/min以下
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0.20MPa
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約3.5L/min以下
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0.50MPa
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約5.0L/min以下
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この流量を超えてご使用になる場合はバネ閉じ防止部品の装着をご検討ください。
動作圧力約0.01MPaの逆止弁をギアポンプPE1212NまたはPE1224Nにお使いの場合は、バネ閉じ防止部品が必要です。
PE1212Nの最大流量は約1.9L/min、PE1224Nの最大流量は約2.0L/minです。
動作圧力約0.01MPaのバネは使用可能流量が約1.5L/min以下のため、
これらのギアポンプと組合せると流量オーバーになります。
(「Q.7 バネ閉じ防止部品とは何ですか。」の項をご参照ください。)
Q8 逆止弁に接着剤は使えますか。
A お使いいただけますが、PP用の接着剤でプライマー処理剤で前処理をしてから接着してください。
平面に開けた穴に固定する場合は、接着面の広い六角ナット部分にできればゴムパッキンをはさんで接着してください。
その際必ず逆止弁の入口出口を確認して取り付けてください。
Q9 逆止弁をサイホン現象防止に使うための注意点は…
A 送液元タンクの位置はポンプの位置よりも高くします。
吐出側に逆止弁を取り付けますが、ポンプから逆止弁までのチューブの長さが80㎝程度以内になるようにしてください。それ以上の長さがあるとチューブ内の水の重さで逆止弁のボールが押されるため、液がたれることがあります。
また逆止弁をチューブの途中に付けても、その先のチューブ部分が長ければ中の水に引っ張られて液がたれることがあります。
Q10 下から水を噴き上げる方法で逆止弁を立てて使うことはできますか。
A バネを使わず、ボールとバネ閉じ防止部品だけを組込み、出口側を上にして立てて使う方法があります。
下から水を噴き上げるとボールが浮いて液送されます。バネ閉じ防止部品が付いているのでボールが出口を塞ぐことはありません。
送液を止めるとボールが入り口側を塞ぐので逆流防止になります。
Q11 逆止弁の開弁開始動作圧力で、MPa以外に具体的に目安となる数値はありますか。
A 0.01MPaは約1m水を押し上げる圧力です。数値上は逆止弁と元タンクの高低差が1mで開弁することになりますが、実際にはバネの個体差などもあるため60~80cmでぽたぽたと液が垂れ始めます。
同様に0.1MPaなら約10m水を押し上げる力ですが、逆止弁と元タンクの高低差6~8mになると液が垂れ始めるということになります。
Q12 逆止弁や安全弁のバネやシールゴムを換えた場合、見分けはつきますか。
A 外観からは識別できませんので、何種類かご注文の際はご注意ください。